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QWERTYキーボード搭載の新BlackBerryが登場、TCLブースで触ってきたCES 2017

CES 2017のTCLブースで、同社が開発したBlackBerry新モデルが参考展示されていた。正式発表は2月の予定。関係者が見せてくれた実機を触った。

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 TCLコミュニケーションと戦略的パートナーシップを結んだBlackBerry。TCLはBlackBerryブランドのモバイル端末の設計、製造、販売、カスタマーサポート提供を行うことになった(関連記事)。そんなTCLの最新BlackBerryスマートフォンが、CES 2017のTCLブースに参考展示された。正式発表は2月の予定だ。

BlackBerry Mercury
「BlackBerry Mercury」と呼ばれる最新モデル

 TCLブースにはALCATELブランドのスマートフォンやタブレットの展示が行われているだけであり、BlackBrrry新モデルの展示はなかった。しかしTCLコミュニケーションの担当者が関係者向けに参考品として新モデルを披露しており、短い時間だか製品に触れることができた。新モデルの製品名は「Mercury」という名称がネット上では広がっているが、現時点では未定とのこと。

 新製品は動作モデルで、一通りの機能を試せたものの、スペックは一切非公開だ。実機に触れてみると、本体はアルミ系素材のフレームで覆われているようであり、作りはしっかりしている。側面は角を取った曲面形状で握りやすい形となっている。本体右側面にはSIMスロットやアプリ起動が可能なショートカットキーを備えるようである。

BlackBerry Mercury
側面は曲面形状。SIMスロットやショートカットボタンを備える

 また背面には大型のカメラを搭載。サイズを見る限り、画質はかなり高そうだ。背面側の素材は樹脂系で、滑り止め加工を兼ねた表面処理がされている。なおバッテリーは内蔵式のようで、背面は取り外しできないようだ。そして本体下部にはUSB Type-C端子とステレオスピーカーを備える。

BlackBerry Mercury
大型のカメラを搭載する
BlackBerry Mercury
下部にはUSB Type-C端子とステレオスピーカーを搭載

 キーボードは4段式。キーボードの表面にタッチセンサーが内蔵されており、キーボード上で指先を上下左右に動かすと画面のスワイプやスクロール動作が可能だ。またスペースキーには指紋認証センサーが内蔵されいている。1つ1つのキーのクリック感の高い、BlackBerryならではの作りだ。

BlackBerry Mercury
スペースキーには指紋認証センサーを搭載

 OSはAndroidだがバージョンは不明。2016年に発売されたTCL製のBlackBerryスマートフォン「DTEK50」「DTEK60」同様、セキュリティ関係の独自アプリを搭載している。正式な製品発表は2017年2月の予定で、価格も同時に発表されるとのこと。なおテスト品には日本語ロケールも搭載されていたが、日本での発売についても一切未定だ。

BlackBerry Mercury
日本語ロケールを搭載するも、発売は未定

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BlackBerry | TCL | CES | QWERTY | DTEK50


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