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» 2005年08月04日 17時59分 UPDATE

ヤフー、女性向けECを強化 「girlswalker」のゼイヴェルと提携

ヤフーは、携帯向けECに強いゼイヴェルと提携し、20〜34歳の女性向けECサイトを10月にオープンする。

[岡田有花,ITmedia]

 ヤフーとゼイヴェルは8月4日、20〜34歳の女性(F1層)に特化したECサイト「ファッションウォーカー」を10月1日にオープンすると発表した。ヤフーのサイト構築ノウハウと、ゼイヴェルが運営する携帯ECサイトのユーザー基盤を融合し、女性向けファッションEC市場を開拓する。

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 ヤフーは、ゼイヴェルのグループ会社・アンプレッションに、第三者割当増資の引き受けなどで10数億円を出資し、33.52%の議決権を取得。アンプレッションは「ファッションウォーカー」に社名変更し、女性向けのファッションや美容商品に特化したECサイト「ファッションウォーカー」を構築する。

 新サイトには、ゼイヴェルの運営するモバイルECサイト「ガールズウォーカー」の750万会員を誘導する計画。ガールズウォーカーに出店する187メーカー・230ブランドの商品を購入可能にする予定だ。決済システムや広告ネットワークはヤフーが提供する。

 ゼイヴェルの大浜史太郎社長は「女性ファッション誌で人気のブランドの多くがPC向けECに進出していない。ブランドイメージを保ったまま出店できる環境がないためだ」と指摘。新サイトはファッションに特化し、デザインを工夫するなどして、安心して出店できる環境を整備する。3〜4年で500メーカー・1000ブランドの出店を目指すという。「女性向けファッション市場は15兆円前後と言われている。このうち数%をファッションウォーカーでおさえたい」(大浜社長)。

 ゼイヴェルは2000年から携帯電話で女性向けポータルサイトを展開。ガールズウォーカーは10代後半〜20代の女性に人気で、月間28億ページビューを集めているという。携帯をメインで使う若年層が将来、PCを使うようになった時の受け皿として、かねてからPC向けサイト進出を考えていたといい、女性ECユーザー開拓を目指すヤフーの思惑と一致した。

 「ECサイトの売れ筋が変わり始めている」──ヤフーの松本真尚ショッピング事業部長によると、アクセサリーや衣類、化粧品といった女性向け商品へのニーズが高まっている。提携をきっかけに女性向けECを強化し、リピート率が高いとされる女性ユーザーの囲い込みを進める。

photo ヤフーの松本真尚ショッピング事業部長(左)とゼイヴェルの大浜史太郎社長

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