東京国際ブックフェア
横溝89巻を手のひらに――書籍とセットで普及目指す「Words Gear」
横溝正史全集89巻が手のひらに――「東京国際ブックフェア」(東京ビッグサイト・8日まで)のワーズギアブースで、電子ブック端末「Words Gear」と、横溝正史全集(全89巻・302作品)入り512MバイトSDメモリーカードがセットになったパッケージ「横溝正史探偵小説大全」が展示されている。
価格は5万7500円。Words Gear単体は4万1700円で、収録された89冊を書籍で購入すると5万円以上。単純に足すと9万円以上するセットが、半額程度で手に入る計算だ。割安感をアピールし、Words Gear販売に弾みをつけたい考えだ。
ワーズギアは、松下電器産業と角川モバイル、東京放送(TBS)が共同出資して昨年10月に設立した企業で、松下製のカラー電子ブック端末「Words Gear」販売を手がけている。
Words Gearは、SDカードに収録した書籍を閲覧できる読書端末。電子書籍だけでなく音楽、動画、写真の再生も可能で、オプションソフトを購入すれば、PDFファイルも閲覧できる。購入者は40代の男性が多いという。
本体は4万円以上と高価なこともあり、購入のハードルは高い。横溝全集という人気コンテンツと本体をセットにすることで「とっつきやすくした」(説明員)という。
1月に限定販売したところすぐに売り切れ、販売終了後も問い合わせが多数寄せられたため、再販売が決まった。今回も完全受注生産で、8月31日まで予約を受け付け、予定数に達した時点で販売を終了する。
今後も、名作を集めた作品集や松下幸之助の書籍集などをWords Gearとセット販売する、といったアイデアを練っている。
Words Gear用電子書籍の販売サイト「最強読書生活」は、昨年10月にオープン。小説、コミック、ライトノベルなど約8500のコンテンツがそろう。
「これまではハードの販売が先行していたように思うが、ようやくコンテンツがそろい始めた。コンテンツとの組み合わせを提案するなどして、Words Gearのさらなる普及を目指していきたい」(説明員)
横溝正史探偵小説大全の申し込みは、「webKADOKAWA」から。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「うるう秒」27年に事実上廃止へ 自転とのずれ「1時間」まで容認 10月に国際会議で採決
-
2
東京の下町や浦安周辺はなぜ揺れやすい? 日本地震工学会の「揺れやすさ」マップが話題
-
3
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
4
「まるで奇行種」――とある人型ロボの爆走フォームが話題に 中国のロボット運動会400m走で優勝
-
5
将門塚によじ登り動画配信、男性が謝罪 不敬避けてきた場所……国税庁も「たたりの噂」
-
6
消費者庁、「ダークパターン」規制へ 特商法改正視野に中間取りまとめ案
-
7
目指すは、日本発IPで海外売上20兆円 経産省が新戦略を発表 「ものがたり大国5カ年計画」
-
8
楽天、“攻撃型ドローン”関連報道に「事実と相違ない」 国内販売窓口として導入支援
-
9
「comico」サ終にマンガ家が思う“縦読みマンガ”の弱点と戦略ミス
-
10
ドコモ・バイクシェア、新ブランドへの刷新また延期 8月のシステム障害受け
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR