土日は日差し暖か　来週は再び強い寒気

» 2015年01月23日 18時27分公開

[日本気象協会 tenki.jp（http://www.tenki.jp/）]

週末の全国の気温

　北海道では東部を中心に風や雪が強まり、大荒れの天気となっています。根室では日付が替わってから、30センチほどの雪が新たに積もりました。北海道だけでなく、全国的に季節風が強く、東京でも10メートルくらいの風が吹いています。

　24日（土）の明け方にかけて、北海道のオホーツク海側と太平洋側東部では暴風や猛吹雪に警戒が必要です。日中には強い風も次第に収まるでしょう。日本海側の雪や雨も弱まり、晴れ間の出る所が多い見込みです。

　25日(日)は穏やかに晴れる所が多いでしょう（ただ、九州や中国地方では午後は次第に雨の降りだす所がありそうです）。

　土日の最高気温は北海道はところどころでプラスの気温、関東以西は10度以上の所が多い見込みです。3月並みの所が多いでしょう。土日は北風が弱まり、日差しが心地よく感じられそうです。

来週前半は広く天気崩れ、後半は寒気

　穏やかな晴天は長続きしません。26日(月)から27日(火)は低気圧が日本付近を進み、広く天気が崩れるでしょう。

　この低気圧が抜けたあと、日本付近は冬型の気圧配置になる見込みです。来週の後半は西日本まで強い寒気が流れ込むでしょう。北海道から山陰の日本海側は広く雪が降る見込みです。太平洋側は晴れますが、北風が冷たいでしょう。

　広く真冬の寒さになりそうです。北海道は札幌など所々で1日氷点下の真冬日になるでしょう。東京や名古屋も朝は再び氷点下の冷え込みの日があり、日中も6度から7度ほどと、晴れても空気は冷たいままとなりそうです。

東京や名古屋も氷点下の冷え込み

　最新の1カ月予報によりますと、2月の1週目は北からの寒気が強く、北海道から関東では気温は平年並みか低い予想です。2月もまだ厚手のコートが必要になりそうです。

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