イタリアの取引所から約200億円分の仮想通貨「Nano」流出 「全額補償は不可能」とCEO
イタリアの仮想通貨取引所「BitGrail」は2月9日(現地時間)、仮想通貨「Nano」(単位はXRB)が流出したと発表した。流出したのは1700万XRBで、日本円にして200億円相当。BitGrailのFrancesco Firano CEOは同日、「残念ながら100%返す方法はない」とツイートし、波紋を呼んでいる。
BitGrailは警察に報告済みで、捜査が進んでいるという。「Nano以外の仮想通貨に影響はない」としているが、9日以降、すべての入出金を停止している。
流出を受けてNano開発チームは声明を発表し、「Nanoプロトコルの問題ではなく、BitGrailのソフトウェアに関連した問題」だと説明。既に捜査機関に連絡したという。
流出が発覚した当初Firano氏は、開発チームに対して、損失を補てんするために元帳を修正するよう求めたが、開発チームはこれを拒否。開発チームは声明で「Firano氏は、BitGrailの支払い能力について開発チームを長い間誤解させてきた」語るなど、不信感をあらわにした。一方のFirano氏は「開発チームの告発に根拠はない」などと反論し、泥沼状態になっている。
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