LinuxはWindowsよりも36%安上がり――豪Cybersource調査
オーストラリアのITサービス会社Cybersourceの調査によれば、Linuxの導入と運用にかかる3年間のコストは、同等のWindowsシステムに比べて36%低いことが分かった。ただ、企業向けのテクニカルサポート料金や新しいハードとインフラの購入経費で、この差は19%にまで縮まる場合もある。
この調査が最初に発表されたのは2002年で、CybersourceではLinuxとWindowsのTCO(総保有コスト)を比較した初の調査と銘打っていた。それ以来、一部のLinuxベンダーが義務付けるようになったサポート契約や、MicrosoftのSoftware Assuranceプログラム導入といった変化を盛り込んで、この調査はアップデートされている。
この調査が注目に値すべき理由はその透明性にあると同社は主張する。過去2年間で公表されたTCOに関する調査は数多いが、コスト計算に使っている手法が完全に公開されているものは驚くほど少ない。また、論議の的となったYankee GroupとIDCの調査は偏っているという。
Cybersourceの計算方法は、ユーザー250人の1組織で3年間に必要なコンピュータ利用の平均値をベースとしている。このコストモデルにはワークステーション、サーバ、ネットワーク、IT要員、コンサルタント料、インターネットサービス料、ファイル、メール/プリントサーバなどが含まれる。
最もコストが低いのは外部のサポートを利用しないLinuxシステムで既存のハードを使った場合。既存のハードでMicrosoftシステムを使った場合に比べてコストは36%安く上がる。Linuxで外部のサポートは利用しないが新しいハードを導入した場合のコストはWindowsよりも26%低い。Red Hatシステムでサポート契約を結び、既存のハードを使った場合はWindowsよりも27%低く、Red Hatで新規にハードを導入した場合のコストはWindowsよりも19%低かった。
Copyright(C) IDG Japan, Inc. All Rights Reserved.
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
「ペンギンを返して」 Suica新キャラ候補3案公開でSNSに戸惑いの声 一般投票は8日から
-
2
「菜の花がおかしい」――イラストレーター制作うたうマラソン大会ポスターに指摘相次ぐ 事務局がAI使用明かす【訂正あり】
-
3
大雨で「首都圏外郭放水路」稼働 濁流が“地下神殿”を満たすまでの動画公開 国交省
-
4
幻の「ちいかわ」コラボ第3弾皿、捨てちゃうの? くら寿司に聞いてみた
-
5
Duolingoの新アイコンが「気持ち悪い」 世界のユーザーから「元に戻して」の声
-
6
農水省の“クソダサ”ポスター話題 「AIよりよっぽど良い」の声も 担当者に狙いを聞いた
-
7
メルカリ、くら寿司ちいかわ騒動巡りコメント 出品削除・禁止の有無は
-
8
くら寿司、「ちいかわ」グッズ不正で「警察と相談、厳正に対処」 メルカリと連携も
-
9
Suica、3つの新キャラ候補を発表 ネット投票で決定へ ペンギンは27年3月末で卒業
-
10
OpenAI、ミレニアム懸賞問題「ナビエ・ストークス方程式」をAIが解決したと発表 数学者は経緯に反発
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR