Mixed Reality

Mixed Reality とは？

VR・ARの先を行くMR（Mixed Reality、複合現実）に世界的な企業が注目しています。Microsoftの3D技術「HoloLens」を日本航空（JAL）が導入したり、Googleが米スタートアップ「Magic Leap」に大規模な投資を行ったり――新たなビジネスの可能性を嗅ぎつけているようです。

眼鏡型端末などの技術的な進歩に伴い、VRやARの活用は広がりつつあります。物理的な制約がないぶん、サイバー空間を使ったビジネスの可能性は大きいですが、映し出される世界が全て“虚像”のVR、現実世界にレイヤーを重ねるARのどちらもユーザーとコンテンツとの「つながり」はありません。

現実世界に浮かび上がった“虚像”と双方向的なやりとりが行えるMRは、こうした課題を解決し、バーチャルとリアルをつなげる唯一のテクノロジーです。映画で見た、SFで見た世界に一歩近づくとき、私たちの社会とビジネスはどう変わるのでしょうか――。テクノロジーの最先端を追い続けるITmediaが総力を挙げ、各メディアの視点からMRの可能性を探ります。

ITmedia ニュース編集部
特集担当
片渕陽平