OpenAI、「GPT-5.4」の軽量版「mini」と「nano」を公開 無料とGoでも利用可能
米OpenAIは3月17日(現地時間)、6日にリリースした「GPT-5.4」の軽量版「mini」と「nano」を発表した。無料版およびGoプランでも利用可能だ。
ベースとなるGPT-5.4は、推論やコーディング、エージェント機能の最新の進歩を統合し、PC画面を認識して自律操作するなど高度な専門業務をこなす最新のフロンティアモデル。今回追加された2つの軽量モデルは、複雑な推論よりも応答速度の速さとコスト効率が重視される、大容量のワークロード向けに設計された。
これらの軽量モデルは、機敏な応答が求められるコーディングアシスタントや、メインモデルからタスクを委譲されて検索などを並行処理するサブエージェント、リアルタイムでの画像推論などの用途を目的として公開された。
複雑な全体計画や最終判断を担うGPT-5.4に対し、GPT-5.4 miniは前世代の「GPT-5 mini」の2倍以上の速度で動作しながら、コーディングやPC操作のベンチマークで上位モデルのGPT-5.4に迫る性能を発揮するという。一方のGPT-5.4 nanoは、シリーズ中で最も小さく安価なモデルであり、単純なデータ抽出や分類、ランキングといったごく軽量なサポートタスクの処理に特化しているのが特徴だ。
無料およびGoユーザーがChatGPTアプリでGPT-5.4 miniを利用するには、入力欄の「+」メニューから「Thinking」機能を選択して有効にするだけだ。その他の有料プランユーザーに対しては、上位のGPT-5.4 Thinkingが利用制限(レートリミット)に達した際のフォールバックとしてGPT-5.4 miniが自動的に提供される。開発者向けにはAPIを通じてminiとnanoの両方が提供されており、特にCodex環境においてminiを利用した場合はGPT-5.4の30%のトークン消費で済むため、約3分の1のコストで素早くタスクを処理させることが可能になると説明している。
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