AIチャットでデザイン“瞬組み” 各社のデザインシステムに準拠 電通デジタル「HOZO」
電通デジタルは6月3日、AIと自然言語で対話しながら、企業ごとのデザインシステムに準拠したWebサイトのUIを設計・実装する新手法「HOZO」(ホゾ)を開発し、同日から運用を始めたと発表した。
汎用的なAIツールでは難しかったデザインシステムへの厳密な準拠が可能で、ページごとのUIのばらつきを解消できるという。
既存のWebサイトのURLやクラウドデザインツール上のデータから、ナビゲーションやカード、テーブルなど数十種類のUIパターンを自動で抽出・分類。色や書体、余白といったデザイントークンも体系化し、企業固有のルールに沿ったUIコンポーネントをAIで生成する。
生成したUIは、HTMLやReactなどのコード形式に加え、クラウドデザインツール上で編集可能な形式でも出力。デザイナーはクラウドデザインツール上で、エンジニアはコード上で、品質レビューでき、コードとクラウドデザインツールの双方向変換にも対応する。
既存ページのコンテンツを維持したままデザインシステムだけを置き換えられる他、デザインシステムのパーツを変更すれば、過去に生成したUIにも自動で反映でき、継続的な運用・改善にも活用できる。
大規模なWebサイトを運営する企業では、複数の部門や制作会社が関与することでUIにばらつきが蓄積したり、デザインシステムを策定していても全ページへの反映には膨大な工数が必要だった。HOZOを使えばこうした課題を解消できるとしている。
今後、新規ページの企画・設計やAIによるUI評価・改善提案など、Web制作プロセス全体への適用拡大を目指す。
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