近畿大、入試にAIの利用認める 情報学部の総合型選抜で(1/2 ページ)
近畿大学は7月24日、2027年度の情報学部の総合型選抜入学試験で、生成AIの利用を認めると発表した。提出する自己PR動画やプレゼンテーション資料などでのAIの利用方針を明示した。
同試験では、提出した自己PR動画や志望理由書などによる1次審査と、プレゼンテーションと口頭試問による2次審査で受験者を選考する。提出物の制作やプレゼンテーションの準備・スライド作成などでのAI活用を認める。
ただし、虚偽を記載した提出物は受理しない。また、選考ではAIの利用の有無にかかわらず、受験者の能力や思考、独自性を重視する。AIの利用環境の違いにも配慮するとしている。
近畿大学は「生成AIは、プログラミングやシステム開発をはじめ、社会のさまざまな分野で活用されており、適切に使いこなす力は、今後、情報分野を学ぶ上で必要な能力の一つ」と説明する。情報学部でもすでにAIを活用した演習を取り入れており、総合型選抜入試の受験者からAIの利用可否について問い合わせがあったため、利用方針の明示に踏み切った。
近畿大学の担当者は「利用方針を明示することで、AIを提出物のどの部分に使ったのか、どのようにAIを使いこなしているのかの把握にもつながる」と述べる。なお、総合型選抜入試は情報学部以外の学部でも実施するが、AIの利用方針を明記するのは情報学部のみという。
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