NVIDIA、「オープンなAIセキュリティ」掲げる業界連合 Microsoftなど30社超が参加
米NVIDIAは7月27日(現地時間、以下同)、AIセキュリティ向けのオープンな技術を開発・共有する業界連合「Open Secure AI Alliance」を設立すると発表した。AIによるサイバー攻撃の懸念が高まるなか、防御に役立つツールをオープンソースとして提供することを目指す。
米Microsoftや米SpaceXAI(旧SpaceX)など30社超が参加する。各社の協力のもと、AI時代に必要となるサイバーセキュリティのためのオープンな技術やツールを開発する。NVIDIAによる新たなオープンソースプロジェクトも立ち上げ、自律的に動くAIエージェントの動作の追跡や監視などに役立つフレームワークの研究を進める。
NVIDIAは同連合設立の背景として、米OpenAIのモデルがHugging Faceのシステムに侵入した事案を挙げる。解決に当たってクローズドなAIツールが利用できず、中国企業のオープンなAIモデルが役立ったとして、AI時代のサイバーセキュリティにおいてオープンな技術は欠かせないと主張した。
NVIDIAやMicrosoftなどは7月24日、オープンなAIモデルへの過度な規制に反対する共同声明を発表。誰でも入手・改変できるオープンウェイトモデルがAIの普及と競争を促し、サイバーセキュリティにも役立つとしていた。
OpenAIのサム・アルトマンCEOや、米Googleのスンダー・ピチャイCEOも同声明に対する支持をXで表明していた一方、NVIDIAの今回の発表時点で、Open Secure AI Allianceの参加企業一覧にOpenAIやGoogleの名前はない。
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