米Anthropicは3月20日(現地時間)、AIチャットbot「Claude」にWeb検索機能を追加したと発表した。これにより、Claudeは最新の情報に基づいて回答を生成することが可能になる。
まずは、米国の有料版Claudeユーザー向けに提供が開始され、今後、無料プランのユーザーや、米国以外のユーザーにもこの機能を提供する予定という。
これまで、Claudeの知識は特定の時点までの情報に限られていたが、今回のアップデートにより、Web上の最新情報を参照できるようになった。ユーザーが質問すると、Claudeはその内容に応じてWebを検索し、関連性の高い情報源を特定する。
「Searching web...」と表示された後、見つかった情報をもとに、会話形式で回答を生成する。回答には情報源への直接的な引用も含まれるため、ユーザーは情報の正確性を容易に確認できる。
利用できるようになると、設定メニューでWeb検索オプションをオンに切り替えられるようになる。
Claudeと競合する米Googleの「Gemini」、米OpenAIのChatGPT、仏Mistralの「LeChat」にも同等の機能がある。
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