LINEヤフーは7月11日、子ども向けポータルサイト「Yahoo!きっず」上で、生成AIを活用したゲーム制作ができる「AIでゲームつくりエイター」の提供を始めた。AIにテキストによる指示を出すことで、5種類の基本ゲームのアレンジしたり、オリジナルゲームを作ったりできる。対象年齢は主に小学校3年生から小学校6年生で、PCかタブレットのブラウザで遊べる。
基本ゲームのアレンジでは、「もぐらたたきゲーム」や「しんけいすいじゃく」「マルバツゲーム」など5種類のゲームから1つを選択。まずゲームのプロンプトが表示され、プロンプトの仕組みを学べる。その後、AIでゲームを生成してプレイ。プレイ後には、プロンプトを改良してゲームを再生成でき、ルールや出てくるキャラクターを変更したバージョンなどで遊べる。
オリジナルゲームの制作では、一から自由にプロンプトを設計できる。プロンプトを記入する初期画面には「# ゲームの目的」「# ゲームのルール」といった骨組みが表示されるほか、基本ゲームのプロンプトも呼び出せるため、これらを参考にプロンプトを組み立てることも可能だ。
ゲームを生成する際はAIがランダム要素を加える仕様になっており、同じプロンプトでゲームを生成しても、異なるゲームが出力される場合がある。また、バグや想定外の動作が生じるケースもあるという。なおゲームの保存はできず、ブラウザを閉じると内容は消去される。
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