フジパングループ本社(名古屋市、以下フジパン)は、ワークスアプリケーションズが提供するAIチャットbot「HUE チャットボット」を導入する。フジパン従業員から寄せられる年間約42万件の社内問い合わせのうち、15%に当たる約6万3000件の対応自動化を見込む。ワークスアプリケーションズが8月18日に発表した。
フジパンは、約2万3000人の従業員を抱えており、社内ルールや制度に関する問い合わせが総務部に集中。特に、夜勤者や外国籍従業員への対応が難しいという課題があったという。
そこでフジパンは、HUE チャットボットを導入し、24時間社内問い合わせに対応できる環境を整備することを決定した。ベトナム語やインドネシア語など多言語対応している点や、アップロードした社内ドキュメントをもとに、問い合わせに高い精度で回答できる点などが導入の決め手になったとしている。
HUE チャットボットは、ワークスアプリケーションズが提供するAIチャットbotサービス。自然言語処理のために300万語(7月時点)の語彙を登録しており、日本語特有の表記揺れにも対応。精度の高い対話ができるという。
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