米Perplexityは2月25日(現地時間)、コンピュータ操作型AIエージェントプラットフォーム「Perplexity Computer」を発表した。単一のAIシステムとして複数の先端モデルを統合し、単なるチャットAIやタスクエージェントを超えて、複雑なワークフローを構築、実行できるデジタルワーカーを目指すものとしている。
与えられた成果を達成するために仕事を分解し、サブエージェントを立ち上げてリサーチ、文書生成、データ処理、コード作成などを非同期で進めることが可能という。米Anthropicの「Computer Use」や米Googleの「Computer Use」と競合する。
Perplexity Computerは、ChatGPTのように回答するだけの生成AIや、単一タスクの自動化エージェントといった従来型のAI機能を統合し、それらを越える汎用的な作業実行能力を備えるものとして位置づけられている。同社が既に提供しているAIブラウザ「Comet」やパーソナルAIアシスタントと同様に、各種大型モデルを組み合わせて利用できるシステムとしている。
例えば、リサーチには特定モデルを、画像生成には別のモデルを割り当てるといった柔軟な運用が可能で、複数モデルの特徴を生かしたワークフローを構築できるとしている。現時点では、コア推論エンジンとして米Anthropicの「Claude Opus 4.6」を使用し、特定のタスクに最適なモデルでサブエージェントをオーケストレーションしている。ディープリサーチ(サブエージェントの作成)、画像生成、動画生成には米Googleの「Gemini」「Nano Banana」「Veo 3.1」を、軽量タスクの高速化には米xAIの「Grok」を、ロングコンテキストの想起とワイドサーチには米OpenAIの「ChatGPT 5.2」を使用している。各モデルの進化に合わせてサブエージェントは変更でき、特定のサブタスクに特定のモデルを選択することも可能だ。
Perplexity Computerは、現時点では同社の上位プランである「Perplexity Max」(年間契約で月額約200ドル)の加入者向けに提供されている。Enterprise Maxユーザーにも間もなく提供していく予定だ。
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