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ソニーとラズパイ共同開発のAIカメラが発売 Raspberry Piの全モデルに対応
ソニー子会社でイメージセンサー事業などを手掛けるソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は、英Raspberry Pi財団と共同開発したAIカメラを発売すると発表した。
ソニー子会社でイメージセンサー事業などを手掛けるソニーセミコンダクタソリューションズ(SSS)は9月30日、英Raspberry Pi財団と共同開発したAIカメラを発売すると発表した。財団の手掛けるシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」に対応し、画像データを活用したエッジAIソリューションの開発を効率化できるという。希望小売価格(税別)は70米ドル(約9900円)。
搭載するのは、チップ上で画像のAI処理ができるSSSのイメージセンサー「IMX500」。有効約1230万画素で、AIに特化した信号処理を担うプロセッサと、AIモデルを書き込めるメモリを備えている。一般的に画像データを活用したAIソリューションを開発するには、GPUなどカメラ以外のモジュールが必要になるが、IMX500単体でAI処理を実行できるため、カメラとRaspberry Piのみで開発ができるという。
「Raspberry Pi 5」を始め、Raspberry Piのシングルボードコンピュータであれば、どのモデルにも対応する。「ユーザーは、広く使用されているlibcameraとPicamera2のソフトウェアライブラリを活用し、使い慣れたハードウェアとソフトウェアを用いた開発が可能になる」(同社)
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