秋元康、AIに負ける 「秋元康を学習したGemini」が作ったAKB曲、デジタル配信中
作詞家の秋元康氏と、Google Geminiを使って秋元氏の言動を学習した「AI秋元康」がそれぞれ、AKB48の新曲を作って対決する番組「【新曲プロデュース対決】禁断バトル人間とAIどっちの曲が人気」が9月15日、テレビ放送され、話題になった。
対決したのは、秋元康氏がメロディを選び、歌詞を書いた「セシル」と、AIがメロディを選んで歌詞を制作した「思い出スクロール」。楽曲を公開して一般投票を募ったところ、「セシルが」約1万票、「思い出スクロール」が約1.4万票を獲得し、AIが本人に勝利した。
「AI秋元康」は、秋元氏の過去の楽曲の詞やエッセイ、インタビューの言葉を学習し、本人がどのように言葉を使うかや“勝ちパターン”を法則として導き出したものだという。
対決での曲作りは、秋元氏の普段の手法を踏襲。テーマを決めて作曲家からデモ音源を募り、本人とAIがそれぞれ、1000以上の楽曲を聴いて選んだ。本人が書いた「セシル」は女の子が女の子への憧れを歌ったレトロ調の楽曲。AI秋元康の「思い出スクロール」は、スマホ時代の失恋を描いたテクノポップ曲だ。
歌う16人のメンバー選抜もそれぞれ実施。「AI秋元康」は、ネットやSNSの情報を基に歌唱力やファン人気をグラフ化して16人を選んだ上で、前田敦子氏の協力を得ながら16人と“面談”。感情分析ツールで面談中のメンバーの心の動きを読み取り、ふさわしいセンターを選んだ。
ネット投票の結果は「思い出スクロール」の勝利。既にApple MusicやSpotifyなどでデジタル配信されている。敗北した「セシル」はYouTubeからも削除された。
AIに負けた秋元氏だが、対決前のインタビューで「AIがもっといい曲を書いてくれるなら、その方がうれしい。『この手があったか!』を知りたい」などと語っていた。
番組はTVerやHuluで視聴できる。
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