「Gemini」アプリで「NotebookLM」を直接利用可能に 「Notebooks」セクション新設
Googleは、AIアプリ「Gemini」に新機能「Notebooks」を追加した。NotebookLMとの連携を強化し、サイドバーから直接ノートブックの作成や管理が可能になる。特定資料に基づいた回答生成や、長文執筆機能「Canvas」、音声概説の生成もGemini上で完結する。有料プランユーザーから順次利用可能になる。
米Googleは4月8日(現地時間)、「Gemini」アプリの新機能「Notebooks」を発表した。Geminiとは別系統のGoogle Labs発のツールとして2023年から提供している「NotebookLM」との連携を強化したものだ。
これまではGeminiのプロンプト入力欄の「+」メニューからNotebookLM側で作成済みのノートをソースとして参照できるにすぎなかったが、今回のアップデートでGeminiのサイドバーに専用の「Notebooks」セクションが新設され、Geminiアプリ内で直接ノートブックの作成や管理を行えるようになる。
この統合により、Geminiでのリサーチ体験と、NotebookLMの強みである特定資料に基づいた正確な回答がシームレスに結合される。
例えば、プロジェクトに関連する大量のPDFやWeb記事、Googleドキュメントを1つのノートブックとして集約し、それらの資料にのみ基づいた要約の作成や質問への回答をGeminiに求めることができる。また、資料の内容を基にした長文執筆機能「Canvas」への橋渡しや、資料をポッドキャスト形式の音声で解説する「音声概説」の生成もGemini上から直接行えるようになり、複数のAIツールを行き来する手間が解消される。
この機能は「Google One」の「AI Premium」などの有料プラン購読者を対象に順次ロールアウトされており、今後数週間で教育用アカウントやビジネスユーザーへも拡大される見込みだ。
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