読み切れないメールで受信箱があふれていませんか? まさにその状態のヒロシ主任に、タカフミ君やマサヨシ課長がアドバイスしますが……。
タカフミ君 ヒロシ主任、先週送ったメール見てもらえました?
ヒロシ主任 えっ? 何のメール?
タカフミ君 あれー。届いてないのかな。次回のノリオミーティングまでの課題についてご相談があったんですけど。
ヒロシ主任 あっ、ごめん。確かにそういうメールもらってたな。えーと、あ、これか。
タカフミ君 メールは少なくとも翌日には返して欲しいんですけど。
ヒロシ主任 いやぁ、すまんすまん。最近メールが多くてさー。電話と違って、のべつまくなしに届くからいっつもパンク状態(笑)。電話なら「話し中」だったら相手も諦めてくれるから便利なんだけどね。
タカフミ君 まぁ、そこがメールの便利なところであり恐いところでもあるんですけどねー。
ヒロシ主任 そういえばタカフミ君は毎日すごい量のメールを読んでるみたいだけど、それでいてレスも速いし、何かコツみたいなものはあるの?
タカフミ君 え、そりゃまぁありますけど……。
ヒロシ主任 わっ! それ、教えて!教えて!
タカフミ君 な、なんかいつもとキャラ違うんですけど。
マサヨシ課長 どうしたんだい?
タカフミ君 あ、今ですね、ヒロシ主任がなかなかメールのレスをくれないので、直接話をしに来たんですよ。そしたらメールが読み切れないっておっしゃるんで。
ヒロシ主任 そうなんですよー。最近、社内通達のメールとか社内MLとかがやたらと増えて、ちょっと出張に行くとすぐに50通くらい溜まっちゃうんです。課長はどういう風にメールを処理されていらっしゃるんですか?
マサヨシ課長 ウム、そうだな、私の場合は……(「メールが溜まりまくって困る」理論編参照)。
ということでマサヨシ課長は2人に「メールの種類に応じてメーラーを使い分ける」というコツを伝授します。
ヒロシ主任 なるほど! 確かに「読むだけで済むメール」ってけっこうありますね。あとメーリングリストは別にする、というのも返信の優先順位を考えたらその通りです。
タカフミ君 僕の場合、メルマガは全部これで読んでるんですよ。
ヒロシ主任 何それ? PSP?
タカフミ君 いやいや、ウィルコムのW-ZERO3というスマートフォンです。確かにPSPに似てるけど。これで通話もできるし、ネットもできるんですよ。
ヒロシ主任 ずいぶん大きな電話だなぁ。
マサヨシ課長 お、タカフミ君のW-ZERO3は、WS004SHだね。パールホワイトか。メモリが増えたしメールも送信トレイに入れておけば自動的に送信してくれるから、送り忘れる心配がなくていいんだよな。
タカフミ君 けっこうキーボードが打ちやすいんですよねー。
マサヨシ課長 実は私は最近これを買ったのだよ。
タカフミ君 お! 課長、[es]じゃないですかー。[es]どうですか? ちょっと触らせてください。へぇ〜軽いですねー。テンキーも付いてるんですね。おぉ〜。
マサヨシ課長 このロックスイッチが意外と便利なんだ。あとATOKの予測変換も付いたし。
ヒロシ主任 (なんなんだ、この人たちは……)
ヒロシ主任は一人取り残されてしまいました。
マサヨシ課長 ──えーと、なので、こういうガジェットもうまく使えば仕事を効率よく進める上で役に立つということだな。
ヒロシ主任 ハ、ハイ。とりあえず私としてはOutlook以外のメーラーを試してみることから始めようと思います。
いやぁ〜、2人ともPDAとか電子手帳(って最近はいわないか?)の話になると、もう夢中だなぁ。でも、確かにああいうのを使いこなせるようになれば、特に外を飛び回る営業マンにとっては強力な武器になるよなー。よし、1つ買ってみるか!
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