スケジュール管理・共有ができるグループウェア「アリエル・マルチスケジューラ」の新バージョンでは、「ToDo管理」と個人で情報を管理できる「マイルーム」機能が加わった。
アリエル・ネットワークは、無料でグループのスケジュール管理・共有ができるソフトウェア「アリエル・マルチスケジューラ」のバージョン4.6を公開した。新機能として「ToDo管理」と個人で情報を管理できる「マイルーム」が加わった。
アリエル・マルチスケジューラはP2P技術を使ったスケジュール管理ソフトウェア。サーバを必要とせず、クライアントPCだけで利用できる。従来のグループでスケジュールを共有する使い方に加え、新バージョンでは個人で利用できるマイルーム機能や、ToDoを管理する機能が利用できるようになった。現在このソフトウェアを利用している場合、予定表を共有する他の利用者が旧バージョンを利用していてもアップグレードが可能。
「マイルーム」は、「マイルーム」内に他人に見られることなく自分の予定やToDoを作成できる機能。会社やプロジェクトのメンバーと「ルーム」を立ち上げて予定を共有することも可能で、共同のルームは、ルームのメンバー以外からは予定の時間帯だけが分かり、予定の内容は見えないようになっている。
ToDoはマイルーム内に作成できる。期限管理だけではなく、作業時間の見積りと実績、「開始前」「遅れ気味」「超過」などのステータス表示、コメント入力などの機能がある。ToDo一覧を、時間を横軸にとりステータスによって色を変化させた棒グラフで出力することも可能。
アリエル・ネットワークは、マルチスケジューラを仕事の効率化や効果的な情報管理を支援するライフハックツールとして位置づけ、今後はウェブサービスや他のソフトウェアとの連携などを積極的に行っていく予定だという。
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