先週試した「Wiiリモコン」と比べるのもおこがましいが、マイクロソフトのプレゼンツール「Microsoft Presenter 3000」を入手したので、こちらも簡単に試してみた。
先週末に「Wiiリモコン」でPowerPointを操作できるか検証した(12月8日の記事参照)。詳細は記事を確認してほしいが、結論から述べれば、全く操作できないというわけではなく、簡単な操作なら可能だし、調整や慣れ次第ではもっと複雑な操作もできそうな感触を得た。
家庭用ゲーム機のコントローラと比べるのもおこがましいが、マイクロソフトのプレゼンツール「Microsoft Presenter 3000」(11月20日の記事参照)を入手したので、こちらも簡単にチェックした。なお、Presenter 3000の詳しいスペックなどについては同社サイトをご覧いただきたい。
Presenter 3000は、レーザーポインターのような形だが、Windows XP標準のマウスドライバで動作する。当然のことながらマウスとしても動作するので、PowerPointだけではなく、ちょっとした操作にも利用できる。Bluetoothと同じ2.4GHz帯を利用するワイヤレスデバイスで同梱の専用レシーバをPCに接続すると、すぐに認識して操作できるようになる。初心者も手軽に利用できるはずだ。
ちなみに付属のレシーバではなく、ほかのBluetoothユニット(ハギワラシスコムの「Bluetooth USB Stick(HNT-UB03)」)で接続を試みたが、Presenter 3000とは接続できなかった。
さて、Presenter 3000の最大の特徴は、プレゼンテーション時間を設定できるタイマーが付いていることだ。残り時間が2分になると、本体が「ブルブル、ブルブル」と2回振動し、0分つまり終了すると「ブルブルブル」と長めに1回振動する。プレゼンを時間通りに進められない人には便利な機能だろう。タイマーの設定方法は以下の通り。
少し残念なのは、本体の振動する時間を自分で設定できないこと。プレゼンでは、2分間では挽回できないミスが発生することもある。できれば、「このページの時にあと何分残っていればOK」といった予防線も張りたいので、何度かに分けて本体を振動させたいところだ。また、タイマーを表示する液晶にはバックライトが搭載されていないため、会場が暗いところではタイマー自体を確認することが難しくなる可能性がある。振動するタイミングを複数設定できれば、いちいち本体を見なくとも残り時間が分かるのだが。
なお、レーザーポインタータイプではなく、マウス型を利用したい方には、同時期に発表されたプレゼンマウス「Microsoft Wireless Notebook Presenter Mouse 8000」がお勧めだ。詳細はこちらの記事をご覧いただきたい。
はてなブックマークのブックマーク数を元に集計したランキング。今回の1位は「説明書ファイルで机周りを整理する」だった。集計期間中には、キングジムが複数のファイル製品を発表するなど、なにやらファイル付いていた週だったのかもしれない。
12月4日〜10日のニュースから、ビジネスに役に立つ“仕事を耕す道具”をピックアップした。イタリアのALESSIブランドで初めての文具製品を三菱鉛筆が製造・販売する――などを紹介する。
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