ニンテンドーDSやW-ZERO3シリーズ、電子辞書など、タッチスクリーンを用いたガジェットが増えている。タッチスクリーンとスタイラスを組み合わせた入力方法は、キーボードやボタンなどから入力するのに比べて直感的に入力できるという利点がある。
標準装備のスタイラスは、本体内に収納するという制約からか、かなり細く、握りづらいものであることが多い。漢字の手書き入力などの細かい操作では、ストレスを感じることも多い。
こうした場合に便利なのが、スタイラスが付いたボールペンだ。機器内に収納することはできないものの、胸ポケットなどに挿しておいても違和感がなく、普段はボールペンとして使えるため、ビジネスユースでは使い勝手がよい。今回は、3つの製品を紹介しよう。
まずは「PDA-PEN11」だ。これはスタイラスのほか、ボールペン黒、ボールペン赤、シャープペンの“4WAY”製品だ。機能に対応したアイコンを上にしてノックすることで、4つの機能を切り替える仕組みである。
外見は一般的な多機能ボールペンとなんら変わらず、ビジネス用途で違和感なく利用できる。標準価格は1260円で、本体カラーはシルバーとブラックがラインアップされている。
2つめは「PDA-PEN12」だ。スタイラスのほか、ボールペン黒、リセットピン、マイナスドライバーが付属している。
多機能ボールペンタイプのPDA-PEN11と異なり、標準状態で使えるのはあくまでスタイラスのみ。付属のマイナスドライバーやリセットピンなどをスタイラスに付け替えて利用する。特に、ドライバーは機器の分解や修理などにも使えるので便利だ。標準価格は1029円で、本体カラーはシルバーとブラック、ブルーがラインアップされている。
最後に紹介するのは「PDA-PEN13」だ。スタイラスのほか、ボールペン黒、ボールペン赤、リセットピン、マイナスドライバー、プラスドライバーが使える“6WAY”製品。今回紹介する3製品の中では最も多機能な“全部入り”製品ということになる。
この製品の場合、基本はあくまでボールペン(赤/黒)だ。スタイラスはお尻の側についている。スタイラスを取り外すことで、リセットピン、プラスドライバー、マイナスドライバーが使えるようになっている。標準価格は1554円で、本体カラーはシルバーのみのラインアップだ。
製品名 | 価格 | 特徴 | 発売元 |
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PDA-PEN11 | 1260円 | スタイラス、ボールペン(赤/黒)、シャープペンの多機能ボールペンタイプ。ノックしてペン先を切り替える | サンワサプライ |
PDA-PEN12 | 1029円 | ペン先を取り替えて使う。スタイラス、ボールペン黒、リセットピン、マイナスドライバーが付属 | |
PDA-PEN13 | 1554円 | 6WAYタイプ。スタイラスはボールペン(赤/黒)とは逆のお尻側に付いており、リセットピン、マイナスドライバー、プラスドライバーと取り替えられるようになっている。 | |
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