メモを取るノートがないとき、PCが動かなくなったとき、デジカメが動かなくなったとき、どうする?――。
先日、知人と有楽町で飲んだときのこと。久々の再開に旧交を温めあったのだが、サラリーマンの性でついつい仕事の話に。ところが意外と話が盛り上がり、「それでは一緒にやりましょう」みたいな“打ち合わせ”になってしまった。
なってしまった――と思ったのは、手元に手帳もノートも持っていなかったからだ。議事録をとってもプロジェクトを進めるのは難しいのに、書き残さない打ち合わせは実現しないことのほうが多い。ノートを持っていないとき、どうする? しかし、知人は冷静だった。さっと、テーブルの紙ナプキンを広げると、そちらにさらさらとメモを取り始めた。筆者は無邪気に「なるほど」と感心してしまった。
こうした“ナプキンメモ”に役立ちそうなのが、太目のボールペンだ。紙ナプキンはやわらかいので、0.5ミリ径のボールペンだと穴が開いてしまったりする。0.7ミリもしくは1ミリ径のボールペンを用意しておくといいだろう。さらに、紙ナプキンはある程度の撥水もするので、おそらく水性よりもゲルまたは油性のほうが書きやすいかもしれない。
実はつい先ほども「しまった」と思った。先ほどまで取材していた第18回「国際文具・紙製品展(ISOT)」でのことである。2006年10月のCEATECで、同僚のY記者に対してあれほどバッテリのことを言っておきながら、なんと筆者もISOTでバッテリ切れを起こしてしまった。痛恨である。
家を出る前、ノートPCの充電を確認し、拡張バッテリを持って万全だったはず――が、デジタルカメラの充電が切れたのは盲点だった。何とかサブのカメラで急場をしのいだが、冷や汗をかいてしまった。
今回のランキングで4位に入った「PCが動かなくなったときどうする?」じゃないが、デジカメが動かなくなったときどうする? を誰か筆者に教えて欲しい。
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