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» 2007年08月01日 19時46分 公開

「忙しくて薬なんか飲んでられない」人向けのかぜ薬とは?

「忙しくて薬なんか飲んでられない」とぼやくビジネスパーソン向けに、「日中の仕事のペースを落とさないようにワーキングスタイルを維持できる」かぜ薬があるという──。

[鷹木創,ITmedia]

 かぜを引いてもなかなか休めないのがビジネスパーソンの辛いところ。普段多忙な人ほど、体調を崩すと仕事に“穴”を開けてしまう。それではとかぜ薬を買っても、忙しさのあまり飲み忘れてしまうこともしばしば──。

 鼻炎、せき、総合感冒が“3大かぜ薬”だという。そのうち、ビジネスパーソン向けなのが、1日2回の服用で効き目が続く持続性かぜ薬。有名なのは1990年に発売された「プレコール持続性カプセル」(第一三共ヘルスケア)で、2006年には21億円を売り上げた。同社の主力製品「ルル」(2006年度の売上100億円)には及ばないが、「着実に売れている製品。2007年は25億円前後を狙う」(同社)という。この持続性かぜ薬市場に、グラクソ・スミスクラインも8月6日発売の「新コンタックかぜ総合」で参入する。

左が「プレコール持続性カプセル」。右が「新コンタックかぜ総合」

 持続性かぜ薬の直接的なメリットは飲み忘れを防ぐことだが、間接的には、ほかにもメリットがあるという。昼食に薬を飲むことで眠気に悩まされることや、薬を飲むために仕事を中断することのほか、そもそも薬を飲み忘れることによってかぜの症状が悪化することも防げる──というわけだ。

 効き目を持続させる仕組みは、1つのカプセルに早く溶ける顆粒(かりゅう)と遅く溶ける顆粒を混合していること。プレコールも新コンタックも同じ仕組みだ。一方、含有成分は微妙に異なる。

成分 効果 プレコール持続性カプセル 新コンタックかぜ総合
アセトアミノフェン 熱を下げ痛みをおさえる
イソプロピルアンチピリン(ピラゾロン、ピリン系) 熱を下げ痛みをおさえる ×
塩酸ブロムヘキシン せきの原因となるたんを出しやすくする ×
カンゾウエキス かぜの諸症状を緩和する ×
臭化水素酸デキストロメトルファン せきをしずめる ×
dl-塩酸メチルエフェドリン せきをしずめ、たんをおさえる
d-マレイン酸クロルフェニラミン 鼻水、鼻づまり、くしゃみをおさえる
無水カフェイン 頭痛をやわらげる
リン酸ジヒドロコデイン せきをしずめる ×

 成分によってかぜ薬を選ぶのは素人には難しいので、「薬局などで薬剤師に症状を伝えてほしい」(グラクソ・スミスクライン)という。ちなみに、多くの利用者が「今まで使っていたかぜ薬を継続して使う」(同社)というから、商品の乗り換えが少ない市場かもしれない。

 いずれにせよ、つらいかぜの諸症状に効き目がある総合かぜ薬。1日2回の服用で効き目が持続するかぜ薬は「日中の仕事のペースを落とさないようにワーキングスタイルを維持できる」(グラクソ・スミスクライン)という。「忙しくて薬なんか飲んでられない」とぼやくビジネスパーソンも、かぜを引いた時に思い出すといいだろう。

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