Googleドキュメントにプレゼンテーション機能追加

Google製オンラインプレゼンテーションが公開された。Google Docsの名称が「Googleドキュメント」と変更され、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの3つがそろったオンラインアプリケーションとなる。

» 2007年09月18日 12時45分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 Googleは9月18日、かねてより予告されていたWebブラウザベースのプレゼンテーション作成、共有機能を公開した。これまで「Google Docs & Spreadsheets」と呼ばれていたオンラインワープロ&表計算機能を拡張し、プレゼンテーション機能を加えたもの。名称も「Googleドキュメント」に変更となった。

 プレゼンテーションは、Web上で作成が行えるほか、文書や表計算と同じように共同編集が可能。また、10MバイトまでのマイクロソフトのPowerPoint形式ファイル(ppt)のアップロードも行える(PowerPoint 2007形式には未対応)。

種類 アップロードできるファイル 最大容量
文書 HTML、TXT、DOC、RTF、ODT(OpenDocument)、SXW(StarOffice) 500Kバイト
プレゼンテーション PPT、PPS 10Mバイト
スプレッドシート CSV、XLS、ODS(OpenDocumentスプレッドシート) 1Mバイト

 テキストボックスや画像用ボックスを配置して入力ができるなど、編集時の操作感は一般的なプレゼンテーションソフトに近い。15種類のテーマも用意されている。ただし、アニメーションの作成やスライド切り替え時の効果などの機能は未搭載だ。

完全非公開のほか、同僚や友人を招待しての議論しながらのプレゼン、不特定多数のユーザーに公開できる。この点はワープロや表計算と同様だ

 作成したプレゼンテーションは、オンライン上で複数人が閲覧可能。さらに画面右に設けられたチャットスペースで、議論しながらプレゼンテーションが行える。

 Googleドキュメントは、日本語版や中国語、韓国語などを含む24言語で利用可能。

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