筆者が最近愛用しているメールソフトは「Thunderbird」。今日も順調にメールを送受信していたら、とある方からメールを受信した。そのメールには「画像を添付しておきました」とあったのだが、添付ファイルを見てみると「winmail.dat」とあった。「.dat」だって?
ちょっと調べると、どうやらOutlookからリッチテキスト形式のメールを送信した場合や、Wordでメールを作成した場合に、リッチテキスト形式のデータをwinmail.datの中に格納するのだという。要は、Outlookユーザーがリッチテキスト形式でメールを送信した場合、Outlook以外のメールソフトで受信すると、winmail.dat形式のファイルが開けず、添付ファイルとして見えている、ということのようだ。
Googleで検索すると、winmail.datファイルを開くソフトはいくつかあるようだ。でも、winmail.datファイルをそれほど受信するわけではないし、できればソフトのインストールは避けたい、という人もいるだろう。少なくとも筆者はそう感じた。そういう時に利用したいのがGmailである。
winmail.datファイルを添付したメールをGmailに転送すると、なんとwinmail.datファイルではなく、そこに格納されていたファイルがちゃんと添付されて受信できる。ただ、Gmailではファイル名が文字化けしてしまうことが少々不満だ。
実は、Yahoo!メールでも同じことができる。メールを開いた画面の表示はwinmail.datファイルなのだが、添付ファイルをダウンロードする画面に遷移すると、ちゃんと日本語での表示もしてくれる。ちなみにWindows Live Hotmailでは残念ながらwinmail.datのままだった。
「winmail.dat」ファイルをソフトのインストールなく開く | |
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Gmail | 開けるが文字化けする |
Yahoo!メール | 開けるし、文字化けしない |
Windows Live Hotmail | 開けない |
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