情報漏えいを防止、ジャストシステムの法人向け「InternetDisk DRM」

ジャストシステムは、法人向けファイル転送サービス「InternetDisk DRM」を開始した。相手にファイルが渡った後も利用を制限できる。

» 2008年04月22日 10時41分 公開
[ITmedia]

 ジャストシステムは4月21日、情報の漏えいや拡散を防止する、法人向けファイル転送サービス「InternetDisk DRM」のサービスを開始した。利用料は10アカウントで月額7200円から。

 InternetDisk DRMは、インターネットを介して大容量ファイルを安全、高速に送れるサービス。あらかじめ指定した期限でファイルを自動削除したり、ファイルを受け取ったPC以外に持ち出すことを禁止したりと、相手にファイルが渡った後でも利用を制限できるDRM(Digital Rights Management:デジタル著作権管理)機能を搭載した。また、ファイル転送時に、自社の決裁システムを利用できるため、承認されていないファイルの転送を防げるという。

ジャストシステムのWebサイトより

 転送数は無制限だが、同時に預かり可能な転送件数は最大10件まで。一度に10ファイル、合計200メガバイトまでのファイル転送に対応する。

 同サービスはASP型で提供されるため、新たな設備投資は不要。ウイルスチェック機能やセンドバック機能などのオプション機能も用意している。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ