続・携帯電話用ケーブルをストラップとして持ち歩く3分LifeHacking

前回、携帯電話用ケーブルをストラップとして持ち歩ける便利な製品を紹介した。今回は別の付加価値をもたせた製品を紹介しよう。

» 2008年08月18日 10時38分 公開
[kizuki,ITmedia]
「USB充電ストラップ(SC-Vシリーズ)」の製品パッケージ。今回紹介しているNTTドコモやソフトバンクの端末用以外に、au用もラインアップ。色違いもある

 ケータイの充電およびデータ転送に使うケーブルを、ストラップとして持ち運ぶ。前回紹介したエレコムの「携帯電話ケーブル/ストラップタイプ」はそんなグッズだった。この製品をケータイに装着しておけば、急に充電やデータ転送を行わなくてはいけなくなった場合でも、ケーブルを探し回ったりせずに済むというわけである。

 今回紹介するバリューウェーブの「USB充電ストラップ(SC-Vシリーズ)」は、前述の製品とほぼ同様のコンセプトを持ちながら、まったく別の付加価値を持たせた製品だ。基本的な使い方は同一で、ストラップをはずして根元のコネクタ部をPCおよびケータイのUSBポートに挿入すれば、充電ケーブルとして利用できるというものである。

 充電/データ通信の両方に対応するエレコム製品と違い、本製品は充電のみしか行えないが、ストラップ部、つまりUSBケーブル部が細いため、エレコム製品に比べると取り回しがよいほか、先端にアダプタを装着しなくてよいというメリットもある。データ通信機能がとくに必要なければ、魅力的な製品だと言えるだろう。

ケータイに装着したところ。市販のストラップに比べるとやや短めではあるものの、ポケットの中でかさばりやすかったエレコム製品に比べると、取り回しはよい。プラカバーを外すとコネクタが出現する

 さらに、microSDのカードリーダー機能も備えている。USBコネクタ裏側のmicroSDスロットにmicroSDを挿入してUSBポートに差し込めば、カードリーダーとしてデータの読み取りや書き込みができるのだ。

 ケータイでよく写真を撮影する人の場合、大容量のmicroSDカードをケータイに装着し、データの保存先として活用していることも多いだろう。カードリーダ機能を備えた本製品なら、ケータイの充電はもちろんのこと、microSD内のデータをPCに転送する際にも大活躍してくれる。SDHC規格にも対応しているので、将来的に大容量のSDHCカードに買い換える場合も安心だ。

USBコネクタはL字型のため、隣接するUSBポートに干渉しがち。充電中はLEDが赤く点灯する。USBコネクタの裏面にmicroSDスロットを装備。USBポートにまるごと挿入することで、カードリーダーとして利用できる

 コネクタをキープしているプラカバー部がやや外れやすいことと、一般的なストラップに比べるとやや短めであることが欠点といえば欠点だが、カードリーダーとして利用できるのはかなり強力だ。ケータイカメラで撮影した画像をひんぱんにPCに転送する人に、ぜひオススメしたい。

本日のレシピ
製品名 実売価格 発売元
USB充電ストラップ(カードリーダー付) 980円 バリューウェーブ

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