小さなトレイをFeliCaで開閉、ライオン事務器の収納ボックス「Trace Cube」仕事耕具

ライオン事務器は収納ボックス「Trace Cube」を発売する。鍵や印鑑、USBメモリなどを保管できる30個の小さなトレイを搭載し、FeliCaなどをかざしたりして開閉する。

» 2008年10月06日 19時40分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 ライオン事務器は10月6日、日立設備エンジニアリングとでんさテクノとの共同で収納ボックス「Trace Cube(トレイスキューブ)」を開発したと発表した。11月1日に発売する。価格はオープンプライス。

 Trace Cubeは、オフィスで使う鍵や印鑑、USBメモリなどを保管できる収納ボックス。30個の小さなトレイを搭載し、暗証番号を入力したり、FeliCaなどの非接触ICカードをかざしたりして各トレイを開閉する。ICカードで開閉した場合は、どのカードを使って開け閉めしたかなどの履歴情報も管理できるようになっている。

 各トレイごとに利用者の権限も設定できる。認証後に、許可されたトレイがひと目で分かるようトレイ下部の青色LEDが点灯する仕組みだ。このほか指をかざす静脈認証もオプションで用意する。

 本体サイズは600×320×500ミリ(幅×奥行き×高さ)で、各トレイ内の大きさは86×200×60ミリとなっている。

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