「WBC」「サムライジャパン」――話題の単語も変換できる「ATOKダイレクトランチャー」

ジャストシステムは、日本語入力システム「ATOK」で利用できる「ATOKダイレクトランチャー」を公開した。はてなのキーワード情報やYahoo!JAPANの検索APIデータを入力/変換時に利用できる「ATOKダイレクト」の取得データを一覧表示できる。

» 2009年03月24日 19時45分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 ジャストシステムは3月24日、日本語入力システム「ATOK」で利用できる「ATOKダイレクトランチャー」を公開した。ATOKの新機能β版などを試用できるサービス「ATOKバリューアップサービス [ベータ]」のWebサイトから無償でダウンロードできる。対象となるのは「ATOK 2009 for Windows」の各製品。

ATOKダイレクトで取得したデータを一覧表示する。「ワールド・ベースボール・クラシック」「サムライジャパン」など、話題になっている単語にも対応し、入力や変換をサポートする

 ATOKダイレクトランチャーは、Webサービスや外部アプリケーションのデータを文字入力/変換時に利用できる拡張機能「ATOKダイレクト」を、専用のビューアから利用可能にするプラグイン。ATOKダイレクトではこれまでに、はてなのキーワード情報を入力/変換時に利用できる「ATOKダイレクト for はてな」や、Yahoo!JAPANが提供するWeb検索APIと連携する「ATOKダイレクト for Yahoo!JAPAN」を公開している。

 ATOKで文字入力/変換している最中に[Shift]+[Ctrl]+[Insert]キーを押して表示するメニューから起動でき、ATOKダイレクトで取得したデータを一覧表示する。ビューア内のフォームからデータを検索したり、データの入手履歴を参照したりといった機能も利用できる。

 ジャストシステムは、「ユーザーがATOKダイレクトAPI for Perl/Ruby/Pythonを用いて作成したプラグインとも連携させることが可能。アイデア次第でATOKダイレクトをさらに便利にし、ATOKの活用方法を広げられる」としている。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ