リコー、A4レーザー複合機初のエントリーモデルなど2機種仕事耕具

リコーは、A4判対応のモノクロレーザープリンタ「IPSiO(イプシオ)SP 3410」、モノクロレーザー複合機「IPSiO SP 3410SF」を2発売する。

» 2009年09月03日 16時10分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 リコーは、A4判対応のモノクロレーザープリンタ「IPSiO(イプシオ)SP 3410」、モノクロレーザー複合機「IPSiO SP 3410SF」を2010年1月に発売する。価格はオープンだが、店頭想定価格はSP 3410が4万円前後、SP 3410SFが6万円前後の見込み。

IPSiO SP 3410(左)とIPSiO SP 3410SF(右)

 IPSiO SP 3410は、2007年1月に発売した「IPSiO SP 3100」の後継機。印刷速度(A4タテ)は毎分28枚で、SP 3100(毎分24枚)と比べて高速になった。ファーストプリントも8秒以下となっている。また、自動両面印刷機能や100BASE-TXや10BASE-T準拠のネットワークインタフェースを標準搭載した。

 IPSiO SP 3410SFは、リコーの国内モノクロA4レーザー複合機としては初めての低価格機。IPSiO SP 3410と同等のプリンタ機能に加え、コピー、ファックス、スキャナ機能を備えた。ファックス機能はスーパーG3に対応。スキャナは最大1万9200×1万9200dpi相当の読み取りが可能となっている。なお、スキャンしたデータは、あらかじめ設定したネットワーク上の任意のフォルダーや本体に挿したUSBメモリに保存可能なほか、あらかじめ設定した宛先にメール添付して送信することも可能だ。

 いずれもデスクサイドに設置することを想定したコンパクトな設計で大きさと重さは、SP 3410が370×392×262ミリ(幅×奥行き×高さ)、約12キロ、SP 3410SFが420×397×442ミリ、約18キロとなっている。リコーではSP 3410SFについて「省スペース設計なので、ファックス専用機を置き換えることも可能だ」している。

 このほか、植物由来プラスチックを本体部品に採用し、バイオマスマーク認証を取得。RoHS指令(EU有害物質削減指令)にも対応した。

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