加賀電子は10月27日、光源にLEDを採用した小型DLPプロジェクタ「KG-PL011S」を発表した。輝度は200ルーメンと「LEDプロジェクタとしては国内最高」となる。
加賀電子は10月27日、光源にLEDを採用した小型DLPプロジェクタ「KG-PL011S」を発表した。11月下旬に発売予定で、店頭予想価格は7万9800円。
KG-PL011Sは、183×122×60ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さ約800グラムの小型プロジェクタ。光源には、ランプ交換が不要で消費電力も小さいLEDを使用している。少人数での会議や、訪問先でのプレゼンに携行するといったビジネス用途のほか、ホームシアターでの利用などコンシューマ向けにも力を入れた製品だ。
輝度は200ルーメンと「LEDプロジェクタとしては国内最高」(加賀コンポーネント)。小型LEDプロジェクタは、手のひらに収まるようなサイズのものから、重さ1キロ前後の中型のものまで販売されているが、一般に輝度は10〜100ルーメン程度。KG-PL011Sの従来機種に当たる「KG-PL105S」では輝度を140ルーメンまで高めたが、今回は新世代LEDの採用によってさらに高輝度を実現したという。
インタフェースにはD-Sub15ピン端子のほか、HDMI端子も搭載。Blu-ray Discプレーヤーやプレイステーション 3などのハイエンドゲーム機ともケーブル1本で接続できる。1ワット×2のステレオスピーカーを備え、同スピーカーなどで使えるFMトランスミッターも内蔵した。また、背面のUSB端子にUSBメモリなどを接続し、PCレスで投影する機能も搭載。DivX/Xvid/Motion JPEGといったコーデックに対応し、MPEG-1/MPEG-2/MPEG-4などの動画を再生できる。
電源はACアダプターを使用し、持ち運びのための肩掛け収納ケースやワイヤレスリモコンが付属する。また、オプションとして20インチの折りたたみモバイルスクリーン(定価1万6000円、店頭での価格は1万円前後)も販売している。
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