アイティメディアに入社して4年。最近になって、筆者が「守りに入っているのでは?」と社内でうわさされているという。ギャル文字を使えるようになれば「守り」から脱却できるかも――。Webサービス「ギャル文字一括変換装置」を使ってみた。
アイティメディアに入社して4年。「最近(筆者が)守りに入っている」と社内でうわさされているという。「えー、だって年も年だしい。さすがに守りに入りたいんですよね」と言えないのがこの会社である。
「何か打開策を考えなければ……」と思っていたところ、読者から「Webサービス図鑑」あてに投稿があった。ギャル文字を翻訳、作成できるユニークなWebサービスがあるという。ギャル文字とは大胆な。ギャル文字を使えるようになれば「守り」から脱却できるかもしれない?
今回「Webサービス図鑑」に投稿があったのは「ギャル文字一括変換装置」というジェネレーターだ。早速試してみる。
まずこのサービス名「ギャル文字一括変換装置」を変換。けっこう複雑なんだな、ギャル文字って。
自分の名前をギャル文字にしてみた。
漢字。なんだか意外にかっこいい。
カタカナ。まあ、なんとなく分かる。
ひらがな。かわいい。使えるかも。
次はわれわれのコンテンツ名「誠 Biz.ID」「Webサービス図鑑」で試してみる。
基本的にアルファベットは変換しないようだ。ギャルのこだわりなのだろうか。そして漢字は基本分解する。初級の方が上級に比べてスペース多くを使うことが分かった。上級者は詰めて書くものなのだろうか?
やはりギャル文字はギャル語にかぎる。最後にGRP(ギャル・リサーチ・プレス)が集計した「ギャル的流行語大賞2009」の大賞の「アゲ・サゲ」、2位の「チョリーッス」、3位の「的な」をギャル文字にしてみた。
「アゲ・サゲ」。へえ。
「チョリーッス」。あ、雰囲気は理解はできるかも。
「的な」。見え……るか……。
ギャル文字ってけっこう難しい。なんだか暗号にも見えてきた。ヒミツ事項はギャル文字で、伝えるのもいいかもしれない。
ギャルが本当にこんな文字を使っているのか疑問に思っていたのだが、T編集長は「使っているよ!」と自信満々に答えていた。なぜ知っているのかは謎だ……。なお、ギャル文字一括変換装置はギャル文字を翻訳する機能もある。万が一ギャル文字が届き、意味が分からないときは翻訳機能を使ってみよう。
ギャル文字を習得できたら「守りに入った」なんて言わせないが、ギャル文字を仕事で使うのもどうかと思う。喜ぶのがT編集長だけ――ということになりかねない。人生守りに入るといわれるのはしゃくだが、T編集長からは一定距離を守っていきたいのだ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.