HDDの中身を抹消、必要な分だけ――ジャングルの「スマートデリート」

PCの廃棄や譲渡などで、HDDの内容を完全に抹消したい。「オンラインパソコンデータ消去サービス スマートデリート」ならば必要なときだけ利用できる。

» 2010年03月05日 15時38分 公開
[岡田大助,Business Media 誠]
ライセンスを購入したら、必要な情報をWebブラウザで入力

 ジャングルは3月5日、HDD内のデータの完全消去をインターネット上から必要な分だけソフトをダウンロードして実行できるサービス「オンラインパソコンデータ消去サービス スマートデリート」を開始した。1台分の使用ライセンスは1500円。対象OSはWindows 7/Vista/XP SP3以降で、Internet Explorer 7以上のブラウザと組み合わせで利用できる。

 スマートデリートの使い方は簡単だ。ライセンスを購入したら、Internet Explorerでサービスサイトへアクセスし、データ抹消ソフトをインストール。PCの再起動後にデータ抹消作業が始まる。データ抹消リポートは、HDDのマスターブートレコード(MBR)に直接書き込まれるため、作業後に抹消結果を確認することも可能だ。


データ抹消ソフトをインストール。PCの再起動後にデータ抹消作業が始まる

 なお、データ抹消方法には、高速なゼロライト方式や米国国防省が推奨するDoD5220.22-M方式、データの復元が理論上不可能とされているグートマン推奨方式など、6グレードを用意。2TバイトサイズのHDDやハードウェアRAIDにも対応している。

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