苗字だけのシンプルな認印に、好きな動物のシルエットを組み合わせる「ハイブリッドはんこ」が登場。通帳届印に“ビクーニャ”のハンコはどうだろう?
ハンコ――「漢委奴国王」の金印の時代から現代社会に至るまで、日本人の日常生活からなくならないものの1つだ。ところが、実印や角印ならばいざ知らず、苗字のみが彫られた認印は、シンプルすぎると思わないだろうか?
城山博文堂から、名前とデザインを重ね合わせて彫り込んだ「ハイブリッドはんこ」が発売された。選べるデザインは、犬(101種)、猫(18種)、魚・熱帯魚(7種)、鳥(21種)、動物(40種)。価格は、朱肉を使う印鑑タイプが2980円〜、シヤチハタタイプが1890円〜。インターネットから注文する(納期はおよそ3週間)。
これまでにも同社では、注文客が希望する犬や猫のシルエットデザインをベースにハンコに仕立てる「ワン書体ハンコ」や、名前とデザインを並べた「ワンポイントはんこ」など、ユニークなオーダーハンコを販売している。
ワンポイントはんこでは、その仕様から「印影が想像していたよりも小さい」という声が寄せられることがあり、ハイブリッドはんこの開発につながったという。ハイブリッドはんこでは、印鑑証明を取得できないが、銀行や郵便局の通帳届印(印鑑タイプのみ)として利用できる。
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