キングジムのバイブレーションスピーカーに発熱・発煙の恐れ、製品回収へ仕事耕具

キングジムのバイブレーションスピーカー「PREON(プレオン)VS1」に発熱・発煙の恐れがあることが分かった。同社では販売を中止し、製品を回収する予定だ。

» 2011年06月13日 19時51分 公開
[鷹木創,Business Media 誠]

 キングジムのバイブレーションスピーカー「PREON(プレオン)VS1」に発熱・発煙の恐れがあることが6月11日、分かった。同社では販売を中止し、製品を回収する予定だ。

 プレオンは、キングジムが5月27日に発売したプレゼンテーション向けの小型バイブレーションスピーカー。一般的なスピーカーは、内部の振動板を振動させることで、空気が震えて音が出る仕組みだが、プレオンは、本体底面と接触している物を振動板にすることで、対象物をスピーカーに変え、音を出すようになっている。

 キングジムによると、プレオンについて「発熱・発煙などの報告を受けた」という。発熱・発煙の原因は現在解析中で、原因究明には至っていない。利用者のけがなどの被害は発生していないとしている。同社ではプレオンの販売を中止し、製品を回収する予定。回収方法は、追ってキングジムのWebサイト上で案内するという。

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