トランプでブレスト? 発想力を引き出す「アイデアトランプ」

アイデアプラントは、発想力を引き出す新感覚トランプ「アイデアトランプ」を3月14日に発売する。遊び方のマニュアルを付属し、価格は3500円。

» 2012年03月09日 16時05分 公開
[Business Media 誠]

 アイデアプラントは、発想力を引き出す新感覚トランプ「アイデアトランプ」を3月14日に発売する。価格は3500円。

 アイデアトランプは、発想のきっかけとなるリストを基に直感的なアイデア発想を促す「SCAMPER」の要素を取り入れた商品。小学生1〜2年生の国語力を前提に設計しており、子供から大人まで、ゲームをしながら誰でも気軽にブレインストーミングや問題解決のアイデアが出せる。

 カードの中央に「誰かと、一緒にやる」「時間をくぎる」などの言葉が書いてあり、プレーヤーはその言葉をヒントにアイデアを発想する。新規プロジェクトなど企画会議の場で活用できそうだ。

 ジョーカー2枚を含む全54枚のトランプのほか、遊び方のコツやゲームの説明を記載したマニュアルが付属する。ゲームは2通りで、1つ目は1人当たり30秒ずつ計15分間で順番に発想をしていく「クイックドロー」。4人での参加を推奨しているが、それ以上の場合にはペアを組むチーム戦にするとよいという。

 トランプは全枚数、言葉が書いてある面を上に置く。じゃんけんで決めた順番でプレーヤーは発想のきっかけになりそうなカードを手に取りアイデアを発表。15分が終了後、もしくは場のカードがなくなった時点でゲームは終了だ。手持ちのカードが最も多いプレーヤーが勝者となる。

 2つ目は、ババぬきのルールに沿ってアイデアを出していく「発想ババぬき」。プレイ人数に指定はないが、1人当たりに配るトランプの枚数を考慮すると4人ほどで遊ぶのがよいだろう。通常のババぬきと同様に、ジョーカーを1枚抜いた53枚のカードを裏返しにして各プレーヤー均等に配布する。じゃんけんで勝利したプレーヤーから時計回りで左隣のプレーヤーのカードを引き、自分が持っているカードとペアになったらカードを場に手放す。

 ここからが通常のババ抜きと異なる点だ。ペアがそろったプレーヤーは、どちらかのカードをヒントにアイデアを発表していく。この手順を繰り返し、最初に手持ちのカードがなくなった人か勝者となる。

 アイデアプラントでは、この2つの遊び方以外でもさまざまなトランプのルールと組み合わせてアイデア発想に役立ててほしいとしている。

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