関西の20代女性は、手帳を覗くことのタブー感が薄い?

配偶者や恋人の手帳を見ることについて、どのように考えている人が多いのだろうか。関東または関西に居住しているビジネスパーソンに聞いたところ、66.0%が「よくないと思う」と回答した。高橋書店調べ。

» 2012年11月21日 08時43分 公開
[Business Media 誠]

 配偶者や恋人の手帳を見ることについて、どのように考えている人が多いのだろうか。関東または関西に居住していて、手帳を使用しているビジネスパーソンに聞いたところ、66.0%が「よくないと思う」と回答していることが、高橋書店の調査で分かった。

 「よくないと思う」と答えた人を男女・居住地別でみると、関西の20代女性(54.0%)、関西の30代男性(50.0%)、関東の50代男性(48.0%)が少ない結果に。「秘密の少ない関西の20代女性は、人の手帳を覗くことにも抵抗感がなく、オープンなタイプが多いのかもしれない」(高橋書店)

配偶者や恋人の手帳を見ることはよくない? (出典:高橋書店)

 配偶者や恋人に限定せず、人の手帳を覗いたことがある人はどのくらいいるのだろうか。全体では「夫・妻」(4.5%)、「恋人」(3.4%)、「親」「女性の友だち」(いずれも2.0%)が多い。ただ関西の20代女性は「女性の友だち」(18.0%)が突出して多かったほか、「親」(8.0%)や「同級生、先輩・後輩」(6.0%)の手帳を覗いている人が目立った。

手帳を見られることについて

 あなたは手帳を見られることに抵抗がありますか? この質問に対し、全体の76.7%は「抵抗がある(とても+やや)」と回答。「とても抵抗がある」と答えたのは女性のほうが多く、居住地を問わず女性30代で多い。一方、関西の20代女性と50代女性は少なかった。

手帳の中味を見られることに抵抗はありますか? (出典:高橋書店)

 見られることに抵抗がある人に、その内容を聞いたところ「プライベートに関する内容(異性関係以外)」(60.6%)がトップ。次いで「仕事に関する内容」(45.0%)、「プライベートに関する内容(異性関係)」(39.5%)と続いた。男女別でみると、男性は仕事、女性はプライベートを挙げる人が目立った。過去の調査と比較したところ、こうした傾向はより強くなっていることがうかがえた。

 インターネットによる調査で、手帳を使用しているビジネスパーソン800人が回答した。調査期間は9月20日から25日まで。

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