さらに多くの台数に対応したのがエレコムの「M-NV1BR」だ。こちらは最大9台までのデバイスを登録し、都度ペアリングを行うことなく、ボタン操作で切り替えて利用できるのが特徴だ。
左右ボタンとホイールを備えた一般的な形状で、さらに側面に2ボタンがある、いわゆる5ボタンマウス。側面ボタンは戻る/進むが割り当てられているが、メーカーWebサイトからダウンロードできるユーティリティを使用すれば、任意の機能を割り当てられる。
接続先の切り替えはホイール手前にあるボタンで行う。スライドスイッチほどの手軽さはないが、ボタンを押すたびに接続先の機器が順番に切り替わっていく方式で、接続先となる機器が1〜9の数字で表示されるので分かりやすい。なおマウスのカウント数を3段階で切り替えられ、それらは接続先ごとに本体内に記憶されるので、機器ごとに使いやすいカウント数を保持できるのもよい。
厚さ39.1ミリとやや背が高いためバッグに入れるとかさばる感はあるが、メーカーによる想定電池使用期間が約302日と、ほぼ1年近く電池の交換なしで使えるのはよい。マウスのクリック感もよく、またサイドボタンの拡張性も含めて、1つに統一して使うにふさわしいマウスと言えそうだ。
| 製品名 | 実売価格 | 発売元 |
|---|---|---|
| M-NV1BRBK | 8030円 | エレコム |
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