目の前でExcelファイルが使いやすい業務アプリに “39万円ポッキリ”の開発サービス「システム39」初回のお試しは無料

「最新の在庫管理表はどこ?」「上書きした顧客情報が間違っている」「スタッフの営業成績をまとめるのが大変」――。こんなトラブルが起こりがちな“メール×表計算ソフト”から「クラウド型ツールに乗り換えたい」という中小企業を支援する、安価な業務アプリ開発サービス「システム39」が登場した。

» 2014年06月30日 11時39分 公開
[Business Media 誠]

 「最新の在庫管理表はどこ?」「上書きした顧客情報が間違っている」「スタッフの営業成績をまとめるのが大変」――。メールと表計算ソフトで業務データを管理していると、こんなトラブルは日常茶飯事。そろそろ「クラウド型ツールに移行したい」という中小企業を支援するサービスが登場した。

 そのサービスは、39万円(税別)でクラウド型の業務システムを開発する「システム39」(システムサンキュー)。普段仕事で使っている在庫管理表や顧客管理表、売上管理表などのスプレッドシートをシステム39のオフィスに持ち込むと、同社のスタッフがその場で企業のニーズや要望を聞きながら、最適な入力機能や分析機能、グラフ化機能、コミュニケーション機能などを備えた業務システムを開発してくれるのだ。

Photo サービスのイメージ。スプレッドシートをスタッフ間でメール共有するスタイルから、専用の業務システムにスタッフがアクセスして業務データを書き込み、共有できるスタイルに移行できる
Photo 開発した業務システムは、スマホやタブレットからも操作できる

 初回の作業(30分〜2時間程度)で無料の試作システムが提供され、気に入らなかった場合は料金が発生しない。これはコストにシビアな中小企業でも気軽に試せるようにという配慮からだという。社内でゴーサインが出たら、2回の本作業と社内向けのテスト環境が提供され、社内で試験的に運用しながらシステムの最適化を図れる。

 運営会社のジョイゾーによれば、在庫管理表や顧客管理表、売上管理表などの一般的な業務システムであればおおむね4回の来店(2週間程度)で作業は完了するという。なお、システム納品後30日以内なら無料で修正に応じ、納品後30日以降の保守サービスについても別途3万9000円/月で請け負う。

 システムのベースとなるのは、1ユーザーあたり月額780円〜/人の利用料金でクラウド型業務システムを利用できるサイボウズのkintone。kintoneには、日報や商談報告書、交通費申請、ファイル管理、SFAなどのクラウド型アプリが用意されており、自社に最適化したカスタマイズも比較的容易に行える。ジョイゾーでは、社内にカスタマイズを任せられるスタッフがいなかったり、アプリ間の連携作業でつまずいている企業に気軽に使ってほしいとしている。

Photo スプレッドシートで作成した顧客管理表(画面=左)も扱いやすく見やすい業務システムに生まれ変わる(画面=右)

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