仕事を爆速化する“すごいスタンプ”あります――LINE的チャットツール「direct」がスゴすぎる仕事耕具(2/2 ページ)

» 2014年10月03日 05時00分 公開
[後藤祥子,Business Media 誠]
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 もう1つ便利なのが、今いる場所の住所と地図を3回タップするだけで送れる「今ココ」機能。誰かに自分のいる場所を知らせる場合、スマホの地図アプリを立ち上げて住所を調べたり、メールアプリを起動してその結果をメールに添付したりと手間がかかる。今ココ機能を使えば、「+」ボタンを押す→「今ココ」アイコンをタップ→「送信」ボタンを押す――という3ステップで現在地の住所と地図を送信できる。その時間は10秒もかからず、こちらも大幅な時短につながりそうだ。

Photo たったの3タップ、10秒もかからずに、今いる場所をほかの人に伝えることができる

 フィールド業務で共有することが多い写真や動画も、アプリのメニューから起動して撮影し、すぐ添付してタイムラインに表示させられるのが便利だ。

“総務兼任情シス”でも使える管理機能

 企業で使うための管理機能も必要十分なものがそろっている。参加メンバーは、管理者が管理画面から招待メールを送信することで追加でき、人数が多い場合はCSV形式のファイルを読み込んで一括登録できる。スマートフォンを紛失したメンバーの利用停止処理も管理画面から行える。また、全参加メンバーにメッセージを一斉送信できるので、全社通達をする場合にも利用可能だ。指定した期間のメッセージと添付ファイルをダウンロードして保存できる機能は、監査の際に役立つだろう。

Photo directの管理画面。専任の情シスがいなくても運用・管理できるよう配慮したつくりになっている

 利用料金は10人まで使える「ベーシック」(データ容量5Gバイトまで、メッセージ保存期間60日間)が月額6000円、20人までの「プラス」(データ容量10Gバイトまで、メッセージ保存期間90日間)が月額1万2000円、50人までの「プレミアム」(データ容量25Gバイトまで、メッセージ保存期間無制限)が月額2万7500円、100人までの「マックス」(データ容量50Gバイトまで、メッセージ保存期間無制限)が月額5万円。

 対応機種は、iOS 7.0以上のiOS端末、android 2.3以上のAndroid端末。PCブラウザ版は、対応機種がWindows 7以上のPC、Mac OS X 10.4以上のMacintosh、対応ブラウザはGoogle Chrome、Firefox、Internet Explorer 10.0以上。

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