PCはもちろんスマホ、タブレットなど、1人でさまざまなデバイスを併用するにあたって便利なのが、Bluetoothを用いて接続先を切り替えられるマルチデバイス対応のキーボードだ。今回はそれぞれ秀逸な特徴を持った3つの製品を紹介しよう。
スマホやタブレットを活用するにあたって便利なのが、外付けのキーボードだ。PCと同じ感覚で、タッチ操作よりも高速かつ正確な入力が可能になる。
しかしPCはもちろんスマホ、タブレットなど、1人でさまざまなデバイスを併用することが多い現在では、機器ごとにキーボードを用意するとなると、置き場所がいくらあっても足りないし、キーの配置やキータッチがそれぞれ異なることで混乱するのは必至だ。
こうした場合に便利なのが、マルチデバイス対応のキーボードだ。Bluetoothを用いて接続先を切り替えられるので、デバイスが複数あってもキーボードは1台で済み、置き場所を取らないというわけだ。
今回は、現在市販されているマルチデバイス対応のキーボードのうち、特徴を持った3つの製品を紹介しよう。
ロジクールの「Bluetooth Multi-Device Keyboard K480」は、WindowsとiOS、Androidで切り替えて利用できるマルチデバイス対応のBluetoothキーボードだ。本体左側に配置されたロータリースイッチを回すことで、最大3台のデバイスをすばやく切り替えて利用できる。本体はスタンドと一体化しており、デバイスを直接セットして利用できるのも利点だ。切れ込みの奥行きが広いため、スマホやタブレットを保護ケースを付けたままの状態でもセットしやすい。
キートップに書かれた文字と入力文字が一致しない製品が多い中、本製品は各OSごとの対応文字がシルク印字されており、文字入力の際も迷いにくい。安定性を重視したためか重量は約815グラムとかなり重く、持ち歩いての利用には向かないが、Windows/iOS/Androidのいずれでも使えるキーボードは数が少ないだけに貴重な存在。デスク上でこれら複数のデバイスを併用しており、キーボードを1つにまとめて入力効率を上げたいユーザーにおすすめできる製品だ。
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