外出予定をスケジューラーに登録するとき、移動経路も調べることだろう。「rakumo ケイヒ」なら登録した運賃・経路データをそのまま月末の交通費精算に連動できる。
日本技芸は、スケジューラーと連携して交通費を自動計算し、交通費申請業務を簡略化するクラウドサービス「rakumo ケイヒ」を公開した。Google Apps上で動作するクラウド型グループウエア「rakumo」の1サービスとして提供する。1ユーザー当たり月額300円。
rakumo ケイヒの機能は大きく2つ。1つは、経費精算画面から運賃・乗換情報を呼び出すだけで自動的に交通費を計算するもの。データは「NAVITIME」と連動して取得する。もう1つは、「rakumo カレンダー」の乗換検索画面から登録した運賃・乗換情報を自動的に経費精算画面に反映させるもの。Web画面から経費申請ができるほかに、申請書をPDFに変換して印刷したり、GoogleDriveに保存したりできる。
同社では経費精算業務を「すべての企業、すべての従業員において必須でありながら、生産性向上に寄与することがない業務」と位置付けた。rakumo ケイヒを導入することで「営業など外出の多いスタッフ1人当たり月間で1時間前後の単純労務を短縮できる」とコメントする。
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