MONO消しゴムが電卓に――シャープとトンボ鉛筆がコラボ:仕事耕具
あのMONO消しゴムが電卓に!? シャープは、トンボ鉛筆とコラボレーションし、MONO消しゴムのデザインを採用した電卓「EL-MN110」「EL-MN220」「EL-MN320」の3機種を発売する。
シャープは、トンボ鉛筆の文具ブランド「MONO」とコラボレーションした電卓「EL-MN110」「EL-MN220」「EL-MN320」の3機種を2月25日に発売する。オープン価格だが実勢価格はEL-MN320が1300円前後、EL-MN220が1000円前後、EL-MN110が900円前後の見込み。
いずれも、消しゴムなどの文具ブランドとして有名な「MONO」をデザインに取り入れた。青、白、黒のカラーリングが特徴だ。加減乗除、定数計算、メモリー計算、パーセント計算、べき乗計算、逆数計算、税計算のほか、先に押したキーを離す前に、次のキーを押しても入力を受け付ける早打ち機能にも対応している。
EL-MN320の大きさは100×奥行151.5×33ミリ(幅×奥行き×高さ)、重さが約126グラム。EL-MN220が87×116.5×28.5ミリ、約85グラム、EL-MN110が60×105×8.1ミリ、約45グラム。計算桁数はEL-MN320が12桁、EL-MN220とEL-MN110が10桁まで。電源は本体の太陽電池か内蔵のリチウム電池(EL-MN320とEL-MN220がCR2032、EL-MN110がCR2016)。
なお、EL-MN320とEL-MN220にはホルダー消しゴム「MONO ONE」を、EL-MN110には「MONO消しゴム」(MONO PE04)を各1個ずつ同梱している。
MONO消しゴムは、トンボ鉛筆の創業55年を記念した高級鉛筆「MONO100」発売時(1967年)ダース箱に同梱したおまけの消しゴムとして登場し、1969年11月には単品でも発売した。特徴的なデザインは、消しゴムの造形からフラッグ(旗)の様式にヒントを得て、青、白、青の横ストライプパターンを採用。以降、青、白、黒のカラーに改訂し、現在に至るという。
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