「ほぼ日手帳 2013」で「自分の新しいストーリーを」糸井重里さん:テーマは「UNCOVER YOUR STORY」(3/3 ページ)
19日に東京・有楽町ロフトで行われた「ほぼ日手帳 2013」の発表会に行ってきました。英語版の追加や豊富なカバーラインアップなど、見どころを紹介します。
制作担当者に聞くほぼ日手帳 2013
最後に制作担当の棟廣祐一さんに、ほぼ日手帳 2013について聞いてみました。
Q ほぼ日手帳を初めて使う人には、どうやって使ってほしいですか?
棟廣さん 基本的にルールなく自由に使ってほしいですね。ただ、初めてだと毎日書くことがないなと、戸惑われる人もいると思います。取りあえず何でもいいから、今日食べた食事を書いたり、何かしらその日の形跡を残したりするといいかもしれないですね。また「日々の言葉」も書いてあるので、読む手帳としても使っていただけたらと思います。
Q 手帳と言うとスケジュール管理やメモをするものだと思ってしまいますが。
棟廣さん ほぼ日手帳は、一般的にイメージする手帳というよりは、ライフログや日記帳のような、日々起きたことを記録していく手帳です。もちろんスケジュールの管理やメモなどに自由にご利用いただいて大丈夫です。
Q 私はものすごい悪筆なので日記とか書くのがおっくうなんです。そんな人でも楽しめる使い方はありますか?
棟廣さん 難しい質問ですね(笑)。字に限らず絵日記やスクラップブックのように使っている人もいます。食事の写真や買った商品のレシートなどを貼ったり、字を書したりだけではなく、自由にほぼ日手帳のスペースを使ってほしいですね。
なるほど。本当に使い方は自由で、持っている人によって最終的にはさまざまな手帳が出来上がるわけですね。今はFacebookやTwitterなど便利なツールもありますが、本当に自分の思ったこと、残しておきたいことはこうやってアナログなお気に入りの手帳に記録しておくとまた楽しいのかもしれませんね。
ほぼ日手帳 2013の発売は9月1日から「ほぼ日刊イトイ新聞」のサイトと全国のロフトで発売予定です。8月27日までは有楽町ロフトで展示しているそうなので、ぜひ実物をご覧になってはいかがでしょうか。
※この記事は、誠ブログの「あなたの知らないスポーツ、そっと教えます:ほぼ日手帳というのは『管理するのではなく、自由にしてくれる手帳です』糸井重里より転載、編集しています。
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