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キヤノンの複合機で電子化したデータをクラウドに保存――IT支援サービス「HOME」に新メニュー
キヤノンマーケティングジャパンは、中堅・中小企業向けのIT活用支援サービス「HOME」に新メニューを追加した。価格は初期費用5250円、月額2100円。
キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2月28日、中堅・中小企業向けのIT活用支援サービス「HOME」に新メニューを追加した。「HOME type-S」の名称で4月上旬に提供を開始する。価格は初期費用5250円、月額2100円。
HOMEは、社内に選任のIT管理者を置くことが難しい企業向けに、社内ネットワーク環境のセキュリティ対策や、グループウェアの導入などを支援するサービス。ITインフラを整えることで、社員の働き方の変化や業務の効率化、リスクマネジメント対策の強化を目的としている。
HOME type-Sでは、新たにクラウドストレージ機能「HOME-BOX2」を搭載した。キヤノンのオフィス用複合機「imageRUNNER ADVANCE」やドキュメントソリューション製品の「imageWARE Desktop」、キヤノンの複合機imageRUNNERシリーズのアプリケーション「MEAP ADVANCE」と連携する。
例えばimageRUNNER ADVANCEでスキャンした紙文書や受信したFAX文書を電子化し、HOME-BOX2上に格納するといった使い方ができる。
さらに、資産管理ツール「HOME-MANAGER」も搭載。社内ネットワークに接続しているPCやルータのほか、複合機の消耗品残量とカウンター枚数を把握できる。スマートフォンやタブレットからの利用も想定して、各端末の利用制限や管理をできるMDM機能も搭載した。
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