PalmSourceとTI、SmartPhoneのリファレンスデザインを発表

» 2005年02月09日 19時47分 公開
[ITmedia]

 PalmSourceとTexas Instruments(以下TI)は2月9日、TIの「OMAP」プラットフォームで動作する、2つのPalm OS Cobaltリファレンスデザインの提供開始を発表した。

 「Palm OS Cobalt」は携帯電話機能を組み込んだ最新版のPalm OSで、802.11とBluetoothの標準サポートが盛り込まれている。またTIの「OMAP730」と「OMAP850」は、GSM/GPRSまたはEDGEデジタルベースバンドモデムと専用アプリケーションプロセッサを、ワンチップソリューションに統合した通信/アプリケーションプロセッサ。

 今回発表されたリファレンスデザインを使用することにより、ワイヤレス端末のOEM/ODM各社は、GSM/GPRSおよびEDGEネットワーク向けに、Palm Poweredスマートフォンの開発を迅速に行うことができるという。

 なお2月14日から17日まで、カンヌで開催される「3GSM World Congress」で、TIのOMAP技術を使用してPalm OS Cobaltを動作させるデモンストレーションが、両社ブースにて実施される。

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