ニュース
» 2005年07月07日 13時24分 公開

モバイル向け「衛星放送」の意義と勝算──モバイル放送キーマンが語るワイヤレス業界のこれから(4/4 ページ)

[神尾寿,ITmedia]
前のページへ 1|2|3|4       

モバイル放送はユビキタスなメディア

ITmedia 来年には携帯電話端末も投入、となると期待は膨らむわけですが、それ以外の市場向けはどうでしょうか。例えば北米では、シリウスやXMなどクルマ向けの衛星ラジオサービスが好評ですが。

溝口 クルマ向けはバッテリーの問題を持たないということもあり、モバイル放送にとって重要なマーケットのひとつです。すでに専用の受像端末を投入しており、カーナビ一体型やカーオーディオ一体型端末の投入も検討しています。

ITmedia カーマルチメディア市場では、リアエンタテイメントシステム(後部座席に座った人が楽しめるようなコンテンツやシステム)市場の成長が期待されていますが、このあたりにも期待できそうです。

溝口 そうですね。現在はカー用品店やカーディーラーなど、販路の開拓もあわせて重要視しています。また、クルマ以外のユニークなモビリティとしては船舶向けがありまして、こちらは専用データ放送の実験を行っています。

ITmedia 2005年下期にはANA国内線のインフライトエンターテイメント(IFE:In-Flight Entertainment)にもなるという発表がありました。モバイル放送は、まさに「あらゆるモビリティが対象」になっていきますね。

溝口 我々は全国どこでも使えて、ユビキタスな放送サービスになることを目指していますから、“受信できるモビリティ”を増やしていくことは重要です。専用端末の拡大ももちろんですが、一般ユーザーが端末を切り替えて使えるCFカード型やUSB型のチューナーユニットの開発もしていきたいと考えています。

前のページへ 1|2|3|4       

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセスランキング
  • 本日
  • 週間

    Digital Business Days

    - PR -