「売れるモバイルコマースサイト」の秘訣は?PR(2/2 ページ)

» 2005年08月09日 00時01分 公開
[ITmedia]
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 もう1つ、今後取り入れていく予定の要素が「動画」。ユーザーに3G端末と定額制料金が普及していることを受けて、動画を使ったプロモーションを考えているという。「動画はこれから、非常に面白いと思っています。モバイルインパルスの“インパルス”は、衝動、つまり“心を動かす”という意味。例えばファッションショーでモデルが歩いている10秒とか15秒の間に、女の子の心が決まる──動画を使えば、そんな見せ方もできるのではないかと考えているんです」(澤居氏)

「モノを買う喜び」を感じさせるコマースサイトに

 一般に、コマースサイトのシステムは、外注に出したり、ASP型で提供されることが多い。しかし両社では連絡を密に取り合い、協業に近い体制を取っている。

 「コマースサイトでは、常に何か動いているから、システムにもどんどん新しいものが必要になる。こちらから情報を投げると、アイ・ウェイブ・デザインさんが具現化してくれる感じ」(澤居氏)

 「クライアントのショップが使いやすく、エンドユーザーが買いやすいサイトを作るためには、ASPではダメだと考えています。弊社の社員が、モバイルインパルスさんの会議に参加して、ニーズを吸い上げ、システムとして反映させています」(長橋氏)

 「24時間、個人のすぐそばにいつもある携帯電話は、ユーザーの感情に訴えかけるのに適している」と澤居氏は言う。「“モノを買う喜び”は本来、携帯でもリアル店舗でも同じなはず。我々は黒子としてショップを支え、共にマーケットを作っていきたいと考えています」

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