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» 2005年09月23日 23時41分 公開

BREWアプリ開発を支えるサードパーティたち注目の携帯プラットフォーム、BREW最新事情(3/4 ページ)

[平野正喜,ITmedia]

日本エンタープライズのBREW検証サービスとBREWアプリ制作キット

 BREWゲームアプリサイト「最強!GAME王国」で多くのゲームを配信していることで知られる日本エンタープライズは、ビジネス系ソリューションにも積極的に取り組んでいる。その1つが「BREW検証サービス」だ。BREWアプリが、KDDIによる検証に合格するための作業を含めて、アプリ開発をサポ−トするものだ。このサービスでは、同社のBREW専門チームにより、これまでに培ったノウハウを活かしたBREWアプリの開発、機種対応、デバッグ、ドキュメント作成、事前検証作業までを一括して請け負える体制を整えているという。特に、事前検証チームでは、100を超える検証実績を誇っている。

 また、「BREWとは何か?(後編)」において、ストリーミングを活用するソリューションとして紹介した通り、同社とフリーヴァース・パートナーズは、動画組み込みBREWアプリ制作キット「モバイルムービー SHOWDO SDK」を提供している。このSDKを用いることで、ビジネスアプリにおける「商品紹介」や「操作説明」に容易に動画を組み込み、PCによる場合と同様な訴求力を携帯アプリに持たせることができるという。

「BREW UI Toolkit」に対応した世界初のGUI開発ツール、日立ソフトの「anyWarp for BREW」

 クアルコムは、以前からBREW携帯のユーザインタフェース仕様として「BREW UI Toolkit」を進めている。これに対応した世界初のGUI開発ツールが日立ソフトの「anyWarp for BREW」だ(2004年11月16日の記事参照)

 このツールはBREWアプリケーションのGUIを効率的に開発するための開発ソフトウェアだ。世界で初めてBREW 3.1およびBREW UI Toolkitに対応した。マウス操作によってウィジェット(画面部品)を組み合せて画面レイアウトをデザインでき、Microsoft Visio上で画面遷移を定義できる。さらに、画面レイアウトと画面遷移に関するBREWのソースコードを自動生成するので、煩雑で大量の画面制御コードのコーディング作業が自動化でき、GUI開発効率を大幅に向上させるという。

 加えて、日立ソフト、野村総合研究所(NRI)、KDDIは今年6月、携帯電話を活用した企業システム構築で協業し、BREWプラットフォームと連携する基幹業務システム構築ソリューションを展開することを発表した。具体的には、日立ソフトが「anyWarp for BREW」の提供と技術サポートを行い、NRIは大規模システム構築における基盤構築ソリューション「GranArch」を柱としたシステムインテグレーションと、自社が開発・販売するWeb3階層システム開発・実行基盤「オブジェクトワークス」を提供、KDDIは携帯電話のプラットフォームビジネスのノウハウを元に、法人向けの顧客開拓を実施する。3社が各社の強みを集結し協業を進めていく姿勢のもと、BREW携帯を活用した企業向けの業務システムを構築する上で必要となる、業務システム構築ソリューションを開発するの目的だ。

 なお、BREWのユーザーインタフェース仕様としては「BREW UI Toolkit」に加えて「BREW uiOne」が発表されているが、anyWarpは、両方に対応していく予定だ。

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